事業の計画化

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数値で計画すれば、経営が見通せます!
キャッシュフロー経営は、複雑で難しくなかなか利用しづらい点が多かったといえます。
キャッシュフローを考えるには、個々の詳細な資金の動きにこだわらず、全体のおおまかな資金の流れをビジュアル化してつかむことで、納得できるようになります。
計画というと、堅苦しくやっかいで時間がかかるものと思われがちです。
本来、経営の方向性をプランすることは、わくわくドキドキのとても楽しい作業のはずです。
気楽な気持ちで、希望やビジョンを書き出してみることから始めてはいかがでしょうか。
計画づくりの進め方
キャッシュフロー計画をつくります。
1. 経営者の皆さまからヒアリング 現状の分析と、今後の希望やビジョンの明確化
2. 3ヵ年の事業計画を作成 優先順位を明確にします
3. 来期のキャッシュフロー計画を作成 資金の裏づけを詳細に固めます
目標とする利益とは?
利益の目標を、対前年比の○○%増と、あやふやに決めていませんか?
儲けた結果が利益でなくて、あらかじめ、どれだけ利益が必要かを考えたことがありますか?
(借入金の純返済額+設備投資額+余裕資金)+法人税等約40%=目標利益
「目標とする利益」を、必要な資金を一つずつ積み上げ、逆算して考えていくと、わかりやすいです。
例えば、数値(根拠はありません)で示すと以下のようになります。
(借入金の純返済額500万円+設備投資額300万円+ 余裕資金200万円)+法人税等である目標利益約666万円 ×約40%

(前提) 資本金1億円以下の中小企業、青色申告法人わかりやすくするため、厳密でない簡略な表現や税率で説明しています。
便宜上、減価償却費は省略してあります。
借入金の純返済額=(返済額-あらたな借入額)
借入金の支払利息は経費になりますが、返済の元金は経費とはなりませんから、当然、利益の中から返さなければいけません。利益が、純返済額を確保できないと、資金の取り崩しが必要になります。無借金経営であれば、利益が借入金の元金返済によって資金流出しません。

目標とする粗利とは?
「目標とする粗利」は、目標とする利益と必ずかかる固定費を、カバーする必要があります。
目標利益+(人件費の予算+その他固定費の予算)=目標粗利
売上高から、売上原価など変動費を差し引いたものが、粗利となります。変動費は、売上の増減とともに変化する費用です。固定費は売上による変化がない費用です。
例えば、数値(根拠はありません)で示すと以下のようになります。
目標利益1,666万円+(人件費の予算3,000万円+その他固定費の予算2,000万円)=目標粗利6,666万円
目標とする売上とは?
「目標とする売上」は、目標とする粗利を、粗利率で割り戻すことで導かれます。
目標利益÷粗利率=目標売上
粗利率は、売上にしめる粗利のことです(粗利率=粗利÷売上)。過去の実績や、今期の商品構成の変更や価格設定によって、粗利率は変わります。
例えば、数値(根拠はありません)で示すと以下のようになります。
目標粗利6,666万円 ÷粗利率20%円 =目標売上3億3,330万円

目標利益→目標粗利→目標売上
大事なことは、逆算思考で、何度も試行錯誤しながら、個々の項目を繰り返し検討していくことです。
安易に目標とする売上を決めてしまうと、根拠がないばかりか、社内の意思統一に生かせない、形ばかりの事業計画や予算となってしまいます。
(出典:一部引用「脱★ドンブリ経営」和仁達也著)











